●食事と排便の密接な関係
「食べるという行為」は「排便のメカニズム」と密接な関係があります。
過敏性腸症候群のあなたなら体感していることでしょう。。
この病気を治すには「食事と排便の関係」について理解しておくことがとても大事です。
ゆえに、医学的な難しい言葉も出てきますが以下を読んでじっくり学んでください。
ではここから本題↓
私たちが食事をしたら、まず食べ物が口の中で、ある程度機械的にかみ砕かれ、唾液と混ざって食道から胃に送り込まれます。
そして、次のような反応が起こります。
@ 胃・大腸反射(胃・結腸反射)
胃に食べ物が入ってくると、そのことが脳に発信され、脳から大腸の結腸に信号が送られ、
「ぜん動運動」が起こります。
そして胃・小腸でほとんどの消化吸収を終えた食べ物の残りかすは、
水分といっしょに大腸を移動しながら固形の便になります。
そしてS状結腸から直腸へと送り出されます。
A 直腸・大腸反射
便が直腸の入口に到達すると、そのことが直腸に伝えられ、結腸はさらに「ぜん動」を強めて
便を直腸へと送り込み、直腸はその内圧を高めて排便の準備をします。
B 直腸に送り込まれた便は直腸壁を刺激し、その信号が大脳に発信され、便意が起こります。
C 肛門には、自分の意思とは関係なく動く、「内肛門括約筋」と意思によって
コントロールできる「外肛門括約筋」があります。
脳から便意が伝わると、大腸は「内肛門括約筋」をゆるめ
下腹部の腹圧を上げて排便の準備をします。
「外肛門括約筋」は排便の指令が出るまで筋肉を締めています。
D 排便をするという意思によって腹圧がかかり、「外肛門括約筋」がゆるんで
排便をすることになります。
このように腸管と排便のメカニズムは、
「食べる」という行為と密接に関わっています。
ゆえに、食事のリズムが乱れると、腸管の運動や排便のリズムも乱れがちになります。
結果として「下痢」をしたり、「便秘」になったりするわけです。
過敏性腸症候群の人の腸はさらに敏感ですから、
便通で困っているときは、ふだんの食事を振り返ってみることが大切です。
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参考図書:
「過敏性腸症候群はここまで治る」
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